JOSAI SPORTS特集
Vol.2 サッカー女子部門

vol.1に引き続き、サッカー部女子部門特集!
関東大学女子サッカーリーグ3部の開幕直前に、亘監督に今後の目標や方針を伺いました。

発足2年目、新監督に経験豊富な亘崇詞氏が就任!

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2022年度より就任した亘崇詞監督。アルゼンチンでのプレー経験、海外リーグやなでしこリーグでの指導経験など様々な経歴を持つ。
今年度の目標についてはいかがでしょうか?
 目標はもちろん高く持って、勝ちたいと思っていますが、まずはサッカーを通じて人間性を高める、最後まであきらめない、自分たちの限界にチャレンジする、そういったところを出せる試合がしたいですね。そして大前提はクリーンなゲーム。城西のクリーンなイメージをつくっていきたいと思っています。もちろんゲームで勝つためにはファウルも、という考えはあるかと思いますが、クリーンなプレーを行うというコンセプトは揺るがないものにして、見ていて「気持ちの良いサッカーしているな」、「ここに預けたいな」と思われるような、そういうサッカーをしたいなと思っています。必死に戦うときはどうしてもラフなプレーが出てしまうことがあるかもしれませんが、クリーンな中で何ができるかをみんなが必死に考える、そこが指導の上での指針になりますね。そういったコンセプトを大事にしていくとなかなか勝ちがついてこないことがありますが、その中でいかに勝つか、ということを自分たちで改善点を見いだしたり、話し合ったりして、一つ一つ解決していくような、そういう試合をしていって、1試合1試合伸びているなという実感を湧いていけるようにしたいですね。
 
 理想はここ1年で勝ちにこだわるよりも、今いる学生たちが今後の城西大女子サッカーの礎となることです。先々の学生たちが、今いる学生を目標にするような姿を描きながら戦いたいなと思っています。

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先日行われた、対ちふれ AS エルフェン埼玉マリ戦時の様子
今後の方針についてはどうお考えでしょうか?
 まだまだ発足したばかりで人数も少ないですが、就任し驚いたのは、初めてサッカーをする選手もいますが素晴らしい素質を持っている選手もいますし、細かい技術を持っている選手も多くいます。昨年度までの方針を継続しサッカーをする時、普段の生活にメリハリをつけたいなということが方針です。活動については週に3~4回前後で、多くはないので四角のピッチに入ったら必死に、楽しく、向上するためにみんでがんばろうということで活動しています。そして少しずつ結果も出てくるようになったら城西大学で女子サッカーをやりたいなと思われるような礎となるものをまずは作れたら良いなと思っています。

 世界的に言うと日本の女子サッカーは海外でもステイタスが高い競技だと思っています。ゆくゆくはサッカーを続けたいと思う学生がいれば、企業にもサッカーを通じていけるようにもしたいですし、いずれは、なでしこリーグ、そして海外チームなどにトライできるような国際的な発想を持った選手もでてくるといいなと思っています。
 サッカーがあるからそういったチャレンジもできる、ということを気づかせてあげたいと思っています。

 城西大学ではJOSAI SPORTS FIELDがあり、近くにレベルの高い他のスポーツを見て勉強することができて、女子サッカーを行う上で、これだけ環境が整っているところは他にあまり無いと感じています。
 サッカーを今まで一生懸命やってきて、大学では何らかの要素でやめてしまった学生がいたとしたら、今からでもぜひ部活動に見に来てくれたらなと思っています。

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(スポーツ振興センター)