箱根駅伝

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Road to Hakone Ekiden「最終強化合宿レポート」
男子駅伝部の選抜メンバー22名が沖縄県国頭村で合宿を実施中です。昼はオンラインで大学の授業を受けていますが、朝夕の時間を使い、温暖な気候の中で走り込んでいます。その様子をリポートします。
最終強化合宿レポート01
合宿の目的はもちろん箱根駅伝へ向けての最終強化です。今年は箱根駅伝予選会3位の結果が示す通り、スタミナ強化が成功していますが、11月からは全日本大学駅伝、八王子ロングディスタンスや関東学連10000m記録挑戦会と試合が続いたため、最近はスピード練習の割合が増えていました。再度、夏に鍛えたスタミナを呼び起こすため、30キロ走やロングジョグなどを中心に取り組んでいます。大一番まで残り1か月となり、1区間20キロを超える箱根駅伝に向け、長距離への対策を徹底しています。

ただ走り込み期間中でも時には練習強度を上げ、体に刺激を入れることも必要です。疲れている中でも速いペースに対応できる力を養うため、ロードでのロングインターバルトレーニングも途中に挟み、また15キロのトライアルも行いました。
最終強化合宿レポート02
最終強化合宿レポート03
トライアル実施日は強い雨が降り、横風も吹くあいにくの天候。ただ低酸素トレーニング室でのトレッドミルなど管理された環境でのトレーニングだけでなく、こうした厳しい自然に立ち向かう練習も同じくらい重要です。どんな状況でも力を発揮できなければ、箱根駅伝で戦うことはできません。
選手はきつそうでしたが、キャプテンの菊地駿弥、菅原伊織、砂岡拓磨のエース格3人はもちろん、予選会で好走した1年生たちも無事に走破。脱落する選手はゼロで、無事に練習を終えることができました。
最終強化合宿レポート04
最終強化合宿レポート05
天候に恵まれない日が続いている今回の合宿ですが、それも前向きに考えれば選手のタフさを鍛えるいい機会です。地道な筋力トレーニングも継続しながら、すべての選手が焦ることなく準備を進めています。

今年は故障者が少なく、1年生に元気がある点が特徴です。下からの突き上げがあるため、2、3年生の主力も危機感を持って練習に臨んでいるようです。
「メンバー争いも激しくなり、合宿ではいい練習が積めています。故障に気を付けながら、箱根駅伝本番まで妥協なく練習していきます」
櫛部静二監督も手ごたえがあるようで満足げな表情を浮かべていました。
今後は実戦を想定した練習がさらに増えていきます。箱根駅伝でのシード権獲得、過去最高順位6位以上に向け、ここまでは順調に強化できているようです。
最終強化合宿レポート06
第97回東京箱根間往復大学駅伝競走エントリー選手決定!
第97回東京箱根間往復大学駅伝競走エントリー選手決定01

12/10(木)に箱根駅伝のエントリーが行われ、本学男子駅伝部のエントリー選手が決定いたしました。いよいよ開催が迫ってきた箱根駅伝。テレビ等のメディアより熱いご声援をよろしくお願いいたします!

箱根駅伝の応援に関するお願い

今後のスケジュール

  • 区間エントリー12/29(火)
  • 箱根駅伝 往路2021/1/2(土)8:00スタート
  復路1/3(日)8:00スタート

櫛部 静二 男子駅伝部監督コメント

自信を持って送り出せる16人を選びました。
今年はハーフマラソン対策を徹底して取り組んできましたが、予選会で3位と結果を残せたことが強みになっています。今回、6名の1年生が入り、その内5名は予選会経験者。他の学年は大いに刺激を受けており、チーム内の競争が高まっています。
軸となるのは菊地、菅原、砂岡の3名です。また箱根駅伝ですので5区、6区は重要視しています。特に5区は過去に好走した選手と比較しても、遜色のないレベルにまで強化ができました。また近年、6区は差がつきやすい区間になりましたので、こちらも時間をかけて育成してきており、戦えるだけの手ごたえを得ています。
目標は過去最高順位6位を上回ることです。16名の選手だけでなく、53名の部員全員が一致団結して、残り3週間、準備を進めていきます。
ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

エントリー選手16名

No.氏名学部学年10000m
自己ベスト
ハーフマラソン
自己ベスト
出身校(都道府県)
1梶川 由稀経営429分15秒221時間2分48秒惟信(愛知)
2菊地 駿弥経営428分08秒251時間1分45秒作新学院(栃木)
3貴田 勇斗経営429分34秒531時間6分28秒中部大第一(愛知)
4雲井 崚太経営429分24秒911時間3分38秒西京(山口)
5菅原 伊織経営428分31秒461時間2分06秒國學院久我山(東京)
6砂岡 拓麿経済328分24秒481時間1分52秒聖望学園(埼玉)
7宮下 璃久経営329分18秒461時間3分26秒東京農大二(群馬)
8熊谷 奨経営229分46秒201時間6分43秒大分東明(大分)
9小島 拓経営229分51秒75-中京大中京(愛知)
10藤井 正斗経営229分36秒871時間3分02秒名経大高蔵(愛知)
11新井 颯人経営129分49秒19-前橋育英(群馬)
12野村 颯斗経営129分39秒371時間3分51秒美祢青陵(山口)
13堀越 大地経営129分54秒701時間4分52秒西武台千葉(千葉)
14山中 秀真経営129分44秒741時間4分32秒四日市工(三重)
15山本 樹経営129分54秒161時間3分34秒島田(静岡)
16山本 唯翔経営129分42秒851時間3分28秒開志国際(新潟)
Road to Hakone Ekiden「注目選手紹介 砂岡拓磨(3年)」
城西大学、今大会の注目選手を紹介していきます。第1回目は今季、急成長した砂岡拓磨です。

砂岡01

箱根駅伝予選会では後半、日本人先頭集団のトップも走り、チーム2番目の13位。もうチームの中心と言える存在です。入学時の5000mベストタイムは14分14秒75と学年トップで、時折、限界を超えるようなスピードを発揮していました。その反面、ハーフマラソン等の長い距離は苦手としていました。しかしそれを克服するため、地道に練習を継続してきました。そして夏合宿前から個人的に走り込みの距離を増やし、昨年は600キロ前後の月間走行距離でしたが、今年は750キロ前後。これ自体は決して多い数字ではありませんが、スピード練習も並行しており、かつてない充実した練習を継続できたことが今季、一気に突き抜けた要因だと思われます。更に今年は自粛期間中からフォームの改善にも取り組み、走りが格段に良くなりました。実業団合宿に参加させてもらったことも、競技に対する取り組みや意識を高めることにつながりました。

全日本大学駅伝1区においても区間2位。トップと僅差で中継し、2区の菊池駿弥(4年)が先頭に立つ足がかりを作りました。また11月23日の関東学連10000m記録挑戦会では28分24秒48。城西大記録の樹立こそなりませんでしたが、昨年までのどの選手たちよりも速いタイムをたたき出しました。(この2日前、11/21八王子ロングディスタンスにて菊地が28分08秒25の城西大記録樹立)実はこの記録挑戦会前に調子を落としていた時期もありましたが、そんな中で結果を残したあたり、「いよいよ本物の力がついたようだ」と櫛部監督談。
砂岡02
砂岡03
砂岡は箱根駅伝を前にしても、冷静に練習を進めています。沖縄での強化合宿も気負いすぎることなく、箱根駅伝本選にピークが合うように、無理なく確実にメニューを消化してきました。ただポイント練習や朝練習の集団走では積極的に先頭に立つ時間が長くなったように感じます。砂岡も1、2年生の頃には力のある先輩達に引っ張ってもらって練習する姿が多くみられました。今度はそういう立場になりたいと口にしており、上級生としての自覚を感じます。
普段はおとなしく、あまり感情を表さない砂岡ですが、うちに秘めた闘志は非常に熱いものがあります。得意とするラストスパートを炸裂させ、全日本大学駅伝の時にようにチームを上位に引き上げてくれるはずです。ぜひご声援のほど、よろしくお願い致します。
城西大学男子駅伝部
Road to Hakone Ekiden「注目選手紹介 菅原伊織(4年)」
城西大学、今大会の注目選手紹介の第2回目はチームきってのスピードランナー菅原伊織(4年)です。

菅原01

今季前半戦はOBの村山紘太さん(現旭化成)が持つ5000mの城西大記録、13分34秒57の更新を目指していた菅原。残念ながらそこには届きませんでしたが、チームでもナンバーワンのスピードを誇ります。
箱根駅伝予選会ではチーム3番手の18位としっかりと仕事を果たしてくれました。ただ全日本大学駅伝3区は連戦の影響もあってか区間13位と順位を落とす走りに終わっています。本人もよほど悔しかった様子で、そこからは箱根駅伝だけを目指し、記録会に出場することなく、走り込みを続けてきました。持ち前のスピードを伸ばしながら、箱根の距離へ対応すべく、低酸素室内でのトレーニングも多用しています。

今年のチームは3年の砂岡拓磨がエース格として台頭し、また1年生も箱根駅伝に6人エントリーするなど新戦力で活気にあふれていますが、やはり菅原の存在なくして城西大の躍進は考えられません。箱根予選を敗退した昨年、関東学生連合に選出された菅原は、12月に当時の10000m城西大記録に迫る28分31秒46で走り、チームを鼓舞し続けました。そして前回の箱根駅伝では関東学生連合で3区を走り、参考記録ながらも城西大学の3区最高タイムをたたき出しました。その走りが原動力となり、今年のチームの勢いにつながっているのは間違いありません。そしてスピード区間が最も似合う選手です。今回大会も前半の区間で力を発揮してくれるはずです。
菅原02
菅原03
櫛部監督も「練習以上のことが試合で出せる選手。その練習も継続できているので最後は爆発してくれるはず」と期待を込めて送り出します。
クールに淡々と走るのが菅原の特徴。彼のところで上位進出というのが理想の形です。彼が城西大の赤いユニフォームを着て走る最後の駅伝です。
ぜひご声援のほど、よろしくお願いいたします。
城西大学男子駅伝部
第97回東京箱根間往復大学駅伝競走 区間エントリー発表
本日12/29(火)に箱根駅伝の区間エントリーが行われました。いよいよ開催間近です!!ご声援はテレビ等のメディアより、どうぞよろしくお願いいたします!

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走 区間エントリー01

区間エントリー

No.氏名学部学年10000m
自己ベスト
ハーフマラソン
自己ベスト
出身校(都道府県)
1砂岡 拓麿経済328分24秒481時間1分52秒聖望学園(埼玉)
2菊地 駿弥経営428分08秒251時間1分45秒作新学院(栃木)
3堀越 大地経営129分54秒701時間4分52秒西武台千葉(千葉)
4熊谷 奨経営229分46秒201時間6分43秒大分東明(大分)
5山本 唯翔経営129分42秒851時間3分28秒開志国際(新潟)
6野村 颯斗経営129分39秒371時間3分51秒美祢青陵(山口)
7藤井 正斗経営229分36秒871時間3分02秒名経大高蔵(愛知)
8小島 拓経営229分51秒75-中京大中京(愛知)
9山中 秀真経営129分44秒741時間4分32秒四日市工(三重)
10山本 樹経営129分54秒161時間3分34秒島田(静岡)
補欠梶川 由稀経営429分15秒221時間2分48秒惟信(愛知)
補欠貴田 勇斗経営429分34秒531時間6分28秒中部大第一(愛知)
補欠菅原 伊織経営428分31秒461時間2分06秒國學院久我山(東京)
補欠雲井 崚太経営429分24秒911時間3分38秒西京(山口)
補欠宮下 璃久経営329分18秒461時間3分26秒東京農大二(群馬)
補欠新井 颯人経営129分49秒19-前橋育英(群馬)
Road to Hakone Ekiden「注目選手紹介 菊地駿弥(4年)」
城西大学、注目選手紹介、最後は1年間チームを引っ張り、今回の箱根駅伝でも誰もがその走りを期待するエース、主将の菊地駿弥(4年)です。

菊地01

2019年10月の箱根駅伝予選会で落選後に主将に就任。言葉と走りでチームを引っ張ってきた文字通り、チームの中心選手です。責任感が強く、1年生にも積極的に声をかけ、練習も前に出て引っ張る姿をよく見ます。今年の城西大の1年生が元気いいのは菊地のおかげかもしれません。ミーティングでも「タイムを持っている選手が速いのではなく、勝負に勝った選手が速いんだ」とよく言って、「強い選手」になることを周りに求めてきました。菊地自身、「1番になること」にずっとこだわりを持って競技に取り組んでおり、現状に満足することなく、常に目標を高く持っています。練習はもちろん生活態度も他の選手の見本です。

皆さん、ご存知の通り、今季は試合での結果も残しています。箱根駅伝予選会では日本人4位として大きくタイムを稼ぎ、全日本大学駅伝2区ではチームを先頭に押し上げました。そして「チームに刺激を入れる走りをする!」と言って臨んだ11月の八王子ロングディスタンス10000mでは28分08秒25と城西大記録を大きく更新。タイムも見事ですが、他大学の留学生相手にもまったく引かないレース展開を見せ、日本人トップ。大きな自信を手にしました。櫛部静二監督も「今年1年のレベルアップは目を見張るものがあります。主将としての責任感が菊地を強くしたのでしょう。すでに学生トップレベルの選手であることは間違いない」と絶大な信頼を置いています。
菊地02
菊地03
しかし本人はここまでの結果に心からは満足していないようです。それは「1番」を取れていないから。最後の箱根駅伝は2区でエントリーされています。他大学のエースを相手に真っ向勝負して区間賞を取ること。それが今大会の目標です。
気持ちの入った走りは後の区間を走る選手を大いに奮い立たせてくれるはず。そしてチームの誰もが菊地主将の最高の笑顔を見たいと思っています。
実業団に進み、世界を目指す意味でも大きなステップとなる今回の箱根駅伝。彼の城西大でのラストランにぜひ、ご期待ください!
城西大学男子駅伝部
Road to Hakone Ekiden「16回目の箱根駅伝を前にして。これまでの20年、そして未来へ」
城西大学男子駅伝部は今年創部20年目、これまで多くの選手が育っていきました。そして間もなく迫った箱根駅伝は16回目の出場になります。その大一番を前にこれまでの歩みと今大会への意気込み、そして未来への思いを城西大男子駅伝部、櫛部静二監督が語ります。

Road to Hakone Ekiden01

私の指導者としての原点は現役時代までさかのぼります。10代で出場した世界大会でアフリカ系の選手と競い合うことができず、その速さに強烈なインパクトを受けました。そこから「世界で戦うためにはどうしたらいいか」を常に考えながら競技を行うようになりました。しかしその後も多くの国際大会に出場させて頂きましたが、世界で戦うことを目指すものの、現実はアフリカ勢を相手に「これは敵わない」と思うことの連続でした。残念ながらそれはマラソンに取り組むようになってからも変わりませんでした。

日本はかつて長距離・マラソン世界の強豪であり、40㎞走を中心に圧倒的な練習量でその地位を築きましたが、私もその流れを汲んで長い距離を走ることを重視したトレーニングをしていたのです。しかしそれでは強度の高いトレーニングの割合が少なくなり、トラックはもちろんマラソンでも世界のスピードについていくことができません。そうしたトレーニングにも意味はあったと思いますが、世界の流れから大きくかけ離れていたことは事実だと思います。

現役生活の晩年には大学院に進み、「高地トレーニングの可能性」を学ぶことができ、そこで「理論」と「実際」の差を感じました。残念ながら私自身の力はもう下降していましたが、スポーツを経験や感覚的なものだけでなく科学的に考えてトレーニングを行っていければ、アフリカ勢に近づけるのではないか。そう考えるようになったのです。

後に1500mで日本選手権優勝を果たす田中佳祐選手(富士通)や関東インカレ3000m障害で4連覇した山口浩勢選手(愛三工業)などもその考えのもと、力を伸ばしました。
Road to Hakone Ekiden02
Road to Hakone Ekiden03
2020年日本選手権3000mSCで優勝した山口浩勢選手。
学生時代は3000mSCで世界ジュニア選手権(現U20世界選手権)にも出場。
スピードを伸ばしながら、箱根駅伝を走ってきた。
ちょうど今から10年ほど前に持久力向上についての新しい研究成果が急速に広まり、テクノロジーの進化と共にトレーニングに関連するデバイスも大きく進歩していきました。城西大学でも低酸素トレーニングの機器を取り入れたのもこの頃です。世界のトップ選手たちはレースペースかそれよりも速い強度の高いトレーニングをしていますので、私たちもそれに倣い、低酸素トレーニングだけでなく強度の高いレペテイションやショートインターバル、そしてウェイトトレーニングを積極的に取り組んできました。事実、世界ではアメリカが長距離種目で飛躍的に力をつけていきました。その多くの手法はエビデンスを基に理論的に考えられたトレーニングで、私の考えと変わらないことがわかり、取り組みは間違っていないと再確認できました。
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それが成果として現れたのが村山紘太選手です。2015年に1500mで3分39秒56を出し、枠を超えて日本選手権5000m 2位。そしてアジア大会5000mではアフリカ出身の選手がいる中で5位に入賞しました。4年生の時には箱根駅伝2区で好走し、卒業後は10000mで日本記録も出し、2016年のリオデジャネイロオリンピック代表になっています。同じく卒業後も大学へ来て高強度トレーニングを継続している山口選手は3000m障害で日本選手権を制し、東京五輪を狙えるところまできました。こうした先輩たちの背中を今の選手たちにもぜひ追って欲しいと考えています。
Road to Hakone Ekiden06
1500mから箱根駅伝2区までオールマイティに走った村山紘太選手は低酸素トレーニングで力をつけた。
その意味でも今回の箱根駅伝はとても大切な大会です。菊地駿弥、菅原伊織は4年間でスピードがつき、同時にハーフマラソンでもタイムを伸ばしています。最後の箱根駅伝、責任とプレッシャーのかかる中で結果を残してこそ、卒業後、世界への道が拓けます。また3年生の砂岡拓磨も10000mで28分24秒48とすでにエース格です。そして今回は1年生を6人エントリーしました。高い意識を持つ彼らを中心に、未来に向けて期待できる布陣を揃えることができました。

今季はハーフマラソン向けにややウェイトを置きましたが、高い負荷をかけてのスピードトレーニングが城西大男子駅伝部の特徴であり、そこで培われたスピードが最大の武器であることは変わっていません。高速レースに果敢に挑み、プレッシャーをはねのけて、目標である6位以上を目指して欲しいと願っています。ぜひ選手たちにテレビの前から熱い声援を送って頂ければ幸いです。
城西大学男子駅伝部
監督 櫛部 静二


Road to Hakone Ekiden07
現在、城西大学にある低酸素室。
高い負荷をかけ、心肺機能を最大限に高めるトレーニングが日常的に行われている。

箱根駅伝を終えて 櫛部静二監督メッセージ
櫛部静二監督01

今回の箱根駅伝、多くの皆様のご支援、ご声援を頂きました。まずは深く御礼申し上げます。

結果は16位と目標にしていたシード権獲得、そして過去最高順位更新となる5位には手が届きませんでした。レース全体を通して流れに乗り切れませんでしたが、選手はそれぞれに持てる力を発揮してくれたと思います。これからレースを振り返って細かく反省し、新チームでの強化へと生かしていくつもりです。
今大会で手にできた明るい材料は1年生が好走してくれたことです。5区山本唯翔をはじめ、自信をつけた選手が数名います。今季の主将、菊池駿弥が競技者としての高い意識を植え付けてくれたこともあり、今後、さらに高いレベルを目指してくれるはずです。

今後はチームの輪を強固にしながらも、練習から競争を促し、競い合っていきます。1区を走った砂岡拓磨、9区の宮下璃久を中心に切磋琢磨し、試合で結果を残せる選手を育成していければと考えています。
今後も城西大学男子駅伝部へのご声援をよろしくお願い致します。ありがとうございました。
城西大学男子駅伝部 監督 櫛部 静二

第97回箱根駅伝 結果

総合16位 11時間11分20秒
往路 5時間35分44秒 13位
1区砂岡拓磨(3年) 1時間03分21秒 区間 7位
2区菊地駿弥(4年) 1時間08分12秒 区間11位
3区菅原伊織(4年) 1時間05分28秒 区間17位
4区梶川由稀(4年) 1時間05分40秒 区間18位
5区山本唯翔(1年) 1時間13分03秒 区間 6位
復路 5時間35分37秒 15位
6区野村颯斗(1年) 59分11秒 区間11位
7区藤井正斗(2年) 1時間05分02秒 区間13位
8区新井颯人(1年) 1時間07分18秒 区間19位
9区宮下璃久(3年) 1時間11分03秒 区間13位
10区雲井崚太(4年) 1時間13分03秒 区間19位
櫛部静二監督02
3区 菅原 伊織
櫛部静二監督03
8区 新井 颯人